セラミカ乾燥の秘密
セラミカ熟成乾燥は素材の細胞を破壊しません。
香りや味・色合い・食感など素材の特徴を
しっかり残しながら乾燥させることができます。
細胞を破壊しないため、乾燥品を水分で
戻すと原型に復元します。大根チップをタレで
戻すと漬物に、果実チップの焼酎割に、
など様々な用途が考えられます。
乾燥しいたけ・舞茸などきのこ類の水戻しが早く、数十分で
生に近い形に復元します。作業効率の改善が期待できます。
「クリーンセラミカ」は新生バイオが開発したセラミック製品で、乾燥を行う全ての工程で重要な役割を果たしています。
セラミックは、陶器・陶磁器など天然の無機物を焼き固めた窒業製品の総称で、
日本では土鍋や土蔵、水瓶など、古くから大切に活用されてきました。
このような日本人の文化や暮らしの知恵をヒントに、クリーンセラミカは開発されました。
長年の研究・改良で培った独自のセラミック応用技術で、水の活性化や熟成促進、温度・湿度の調整を行い、
美味しく安心な食品加工を行っております。
陶器の水瓶に入れた水はみずみずしくて美味しい・・・そんな経験はありませんか?
それはセラミックである陶器が水分活性の効果が高いからです。
クリーンセラミカから放射する微弱電磁波(遠赤外線)は、
水のクラスター(分子の塊)を細かくする作用があり、水を活性化します。
活性化された美味しい水を使用して食品加工することで、
食品の鮮度保持や劣化防止など製品の品質向上に様々なメリットが生じます。
水が元気だと
食品も元気になる。
セラミカ活性水に浸した白菜(B)は、時間が経つにつれ徐々に鮮度が蘇り、24時間後には葉や茎の張り具合が全く違うのがお解り頂けるでしょう。セラミカ活性水は食品に様々な良い効果を生み出します。
- セラミカ活性水に浸したもの
- セラミカ無しの水に浸したもの
1994年8月1日に開始した釘の酸化テスト。
クリーンセラミカなし(右)の水は釘の酸化により汚くなっています。一方、クリーンセラミカ入り(左)の水は現在もきれいな状態です。
農産物・海産物を、乾燥することによってよりおいしく、より長持ちさせることができる事は、古くから知られています。
かつては天日干しでしたが、現在では熱風乾燥、冷風乾燥、冷凍乾燥などが普及しており、
家庭用を始め外食、インスタント食品に幅広く利用されています。しかし、乾燥食品にも問題点があります。
熱風乾燥が普及してから、高熱によって細胞が壊れることにより“素材の表面硬化”が起こるようになりました。
これが発生すると、水戻しに時間が掛かり、また食べても食感が悪く、みずみずしさがありません。
市販の一部の干ししいたけが硬くて食べにくいのは、この表面硬化が大きな原因です。
セラミカ熟成乾燥機は、食品細胞を壊さない温度62℃以下を保ちながら熱風乾燥を行うため、素材本来の味や香り、色味を残しながら乾燥することができます。
従来の温風乾燥品
従来品は乾燥の際に糖分が黒褐色になり
苦みを感じる
セラミカ熟成乾燥品
セラミカ乾燥は熟成効果で
糖度が上がり(3%→11%)
変色もなく甘いフルーツ感覚に仕上がる
セラミックには蓄熱効果があるため、
乾燥庫内の温度は一定温度に保たれムラなく乾燥できます。
また輻射熱により熱の浸透が早く、素材の中心までしっかり熱が通るので
乾燥時間も一般的な乾燥機より早く仕上がります。
工程の基本となる水の活性化、保存庫での原料の劣化防止、
セラミカ乾燥機及び製粉機の活用など、
私たちには素材本来の良さを存分に活かすためのノウハウがあります。
商品開発のご相談などお気軽にお問い合わせください。